プロの住宅レシピ リノベーションにも対応!アルミサッシでも木製窓の雰囲気を室内に生み出す工夫

志田茂建築設計事務所
志田茂
フローリング

キッチンの窓の内側に設置された木枠

キッチンの奥の細長い窓にも格子の木枠を設置

シンク前の窓にも木枠を設置。枠のみなので明るさが落ちることはない。

フローリング

キッチンからリビング側を臨む。

窓は空間の雰囲気づくりにおいてとても大きな役割を果たします。この工夫は木の質感を活かした家にリノベーションをしたいというクライアントの要望から生まれました。
元々の窓は既製品のアルミサッシ。このサッシが室内の雰囲気を崩してしまうということをクライアントは気にされていました。しかし窓をすべて木製サッシに変えるのはとてもコストがかかりますし、この住宅自体はまだ築年数も経っておらず機能的に問題はありませんでした。そこで、窓の内側に木枠を作ってはめることで、アルミ部分を目隠しするということを考えました。これならば、枠なのでそのままで窓の開閉の邪魔もしませんし、取り外しもできます。木の家に住みたいというクライアントの要望に、コストを抑えて近づけることができました。窓は性能も大事ですが、こういった居心地の良さを作るのも重要な役割だと考えます。この手法は、トイレや洗面所など全部に木製サッシのコストはかけられないな、というケースにもおすすめです。

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採用されている製品

岡部材木店
岡部材木店
志田茂建築設計事務所
志田茂
ここが私の評価ポイント!
良材の産地である埼玉県の西川材の杉をフローリングによく採用しています。特に上小節をよく使用していて、これは節が目立ちすぎず、費用も抑えられてバランスがよいのでおすすめです。無垢の杉は裸足で歩いたときにとても気持ちよく、針葉樹特有の暖かさが感じられます。この魅力的な感触にリノベーションで既存の床だけ変更したいというご相談を受けることもあります。特に岡部材木店さんは板の幅も広く質に対してリーズナブルです。ずっと繰り返し採用してきているので、出来立てピカピカの状態だけでなく、経年による変化で生み出される風合いも把握できていて安心です。ぜひ心地よさを知って頂きたい床材です。
採用製品
岡部材木店
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良材の産地である埼玉県の西川材の杉をフローリングによく採用しています。特に上小節をよく使用していて、これは節が目立ちすぎず、費用も抑えられてバランスがよいのでおすすめです。無垢の杉は裸足で歩いたときにとても気持ちよく、針葉樹特有の暖かさが感じられます。この魅力的な感触にリノベーションで既存の床だけ変更したいというご相談を受けることもあります。特に岡部材木店さんは板の幅も広く質に対してリーズナブルです。ずっと繰り返し採用してきているので、出来立てピカピカの状態だけでなく、経年による変化で生み出される風合いも把握できていて安心です。ぜひ心地よさを知って頂きたい床材です。
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