プロの住宅レシピ 築数十年のキッチンが大変身! 視覚効果で広くスタイリッシュなダイニングキッチン
髙山 康宏
リフォーム前の元々のキッチンが壁付けのキッチンだったため、ダイニングスペースとの仕切りを兼ねた収納カウンターを作成しました。
キッチンとダイニングの床の仕上げ材を変えることで、視覚効果も利用し2つのスペースの区切りにメリハリをつけています。
カウンターは既製品を使わず、造作しました。カウンターの脚などはネット購入でき予算も抑えられるため、予算内で希望を叶えました。
また、ダイニングキッチンを広く見えるよういくつか工夫をしました。
例えば、カウンターは床から浮かせてつくっています。床のつながりを確保することでリビングとキッチンが繋がっているように見え、感覚的に広く感じられます。
また、カウンターをリビングのフローリングの色に合わせて塗装することで、視覚的な広さを持たせながら、空間の統一感も大切にしています。
存在感が出がちなゴミ箱はダイニングスペースから見えないカウンター下に置けるようにしています。
キッチンはウッドワンのフレームキッチンを採用。
キッチン部分の床はフロアタイルを採用し、のっぺりした印象にならないよう目地棒をいれスタイリッシュな印象に仕上げています。