プロの住宅レシピ テラスからつながる、野外を感じるラフなキッチン
武藤 圭太郎
アウトドアが好きなお施主様。
ダイニングキッチンの真ん中に吹き抜けをつくり、景色に空間がつながるよう設計をしています。
敷地には、樹齢100年を超える大きなくすの木と、敷地横が公園という環境を生かし、公園側には大きなテラスを設置。テラスに隣接するようにキッチンを設計することで、緑を感じながら手軽に家族や仲間とバーベキューなどが楽しめます。
「外にあるキッチン」をイメージした造作キッチンは、コンクリートの打ちっぱなしの質感と針葉樹の型枠を採用。その上にステンレスの天板を乗せただけに見えるようなシンプルなデザインにすることで、野外にあるようなラフさを感じさせます。
外の緑がステンレスの天板に映り込み、外で料理をしているような気持ちにさせてくれるキッチンです。