プロの住宅レシピ きらきら輝くサステナブル外壁
星 哲郎
太陽の光の反射できらきらと小さく輝くこの外壁。
外壁材の中に、捨てられたガラス瓶の破片が練り込まれているからだ。
ガラス瓶は、一度捨てられると、そのままではリサイクルできない。
一度、また熱をかけて溶かさなければいけない。
そこで、捨てられたガラス瓶を決まった大きさまでカットし、それを外壁材と混ぜて塗る。
そして仕上げに表面を擦ると、ガラスの表面が出て、陽に当たるときらきらと反射する。
小さく輝くことで、シンプルになりがちな外壁にアクセントを持たせ、上品な雰囲気になる。
捨てられたものを、新しい形に変えて大切に残していく。