プロの住宅レシピ 密集住宅地で実現!採光たっぷりの快適リビング
平 泰博
密集する住宅地にある住まい。
隣家との距離が近く、十分な自然光を取り込むことが課題の一つでした。
この課題に対処するため、天窓を4つ設置することで、外からの視線を気にせず、室内に豊かな光を取り入れる設計としました。
両端に配置された2つの天窓は、電動で開閉することができ、室内の換気や空気の循環を効果的に行います。センサーが雨を感知すると自動的に窓が閉まる機能が備わっているため、天候を気にすること無く、安心して使用できます。
リビングには小上がりになったモダンな和室を設けました。休憩スペースやお子様が里帰りされたときの寝床にもなり、奥には仏壇が置け、仏間にもなります。床下には大きな収納スペースが確保され、空間を無駄なく有効活用しています。
住宅地ながらも光をたくさん取り込んだ優しい空間となりました。