プロの住宅レシピ 高窓からの心地よい風を暮らしの中に 吹き抜けの多目的通路

さくらい暮らしデザイン
原田 なみ

リビングの吹き抜けに設けた室内バルコニーのような通路。

照明

リビングからの吹き抜けの高窓方向を見上げる。

樹脂窓

通路では窓の開閉だけでなく眺望も楽しめる。

通路から一階のリビングを臨む。圧迫感を与えず、自然光を遮らないよう通路の床はすのこ状になっている。

吹き抜けの窓を開けて風通しのよさを楽しんだり、メンテナンスも行いやすい。

この住まいでは、リビングの吹き抜けに大きな窓を設けました。
一般的に高い位置の窓はFIX窓になりがちですが、季節の良い時にはこの窓が開けられたら気持ちよいだろうな、と考えました。
そこで、窓を開けたりお手入れができるように、光を通して視界を遮らない、すのこ状のメンテナンス通路を吹き抜けの上部に設けることにしました。
メンテナンス通路と言っても、活用方法は様々です。室内バルコニーのような趣で、吹き抜けの高さからの眺望も得られますし、リビングからよく見えるのでディスプレイ場所としても活躍します。
設計時には観葉植物などの緑がおかれることをイメージしていましたが、施主の方は趣味の自転車をリビングから眺められるように飾っておられ、センスを活かして暮らしの中で楽しんでいただける場になっています。

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採用されている製品

照明|flame-フレイム-
flame
さくらい暮らしデザイン
原田 なみ
ここが私の評価ポイント!
■採用製品:funnel+hanger (ペンダントライト、ペンダントライト用アーム)
flameのペンダントライトとハンガーを採用しました。吹き抜けは照明の取付け位置が難しいですが、このハンガーならば壁付けで欲しい場所にペンダントライトを下ろすことができるので重宝しています。ペンダントライトに関しては、flameさんのラインナップの中から施主の方が選択しました。ハンガー部分とは別に豊富なバリエーションの中から選べるので、それぞれの好みにあったものが見つかります。
採用製品
さくらい暮らしデザイン
原田 なみ
ここが私の評価ポイント!
■採用製品:高性能樹脂窓 APW330
高気密、高断熱の樹脂窓で、私の設計の中ではほぼレギュラーメンバーのように採用しています。性能面で申し分なく、色もホワイトが選択できて空間や家具になじむので使いやすい製品です。
採用製品
さくらい暮らしデザイン
原田 なみ

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