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株式会社 永江建築設計事務所

住宅を中心に、店舗、保育所、オフィス等を設計しています。ライフスタイルを活かした空間づくりを得意としています。
新たな家での住まい方を、対話を重ねて共有し、クライアントと共につくっていきます。


住所: 兵庫県西宮市本町本町平成ビル201号

TEL : 0798-27-0619
URL : https://www.nagae-ao.com/

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作品集

物件

■ 伊丹の家

既存の建売住宅を増築した計画である。

元の建物は、機能的ではあるものの画一的な設計で、施主にとって「スペースはあるが、居場所が少ない」と感じられるものであった。そこで、既存のリビングルームに接続する増築案を設計し、暮らしに豊かさをもたらす新たな居場所の創造を目指した。

増築部分には立体的なボリュームを持たせ、高さを変化させた複数のロフトを計画した。ライフスタイルに応じて柔軟に変化できる余白(ロフト)を設けることで、多様な家族の居場所となることを意図。完成後は、ロフトは主人の仕事スペースや趣味の空間、子供の遊び場として活用され、家族のライフスタイルに応じて多様に機能している。また、将来的には最上部のロフトを仕切り、独立した子供部屋として利用することも可能である。

小さいながらも空間に変化のあるワンルームは、家族それぞれ自分の居場所となりつつも、視線や気配を共有できる温かみのあるみんなの部屋となった。

また、​隣地には両親の家があり、隣地と増築部分の間に庭を配置。周辺住宅はこの庭に対して裏向きの配置であるため、周りからの視線を気にせず過ごせる2世帯共有の中庭となる。中庭は住まいの内と外をつなぐ緩やかな橋渡しの場として機能し、家族のつながりを深める役割を果たしている

 

増築計画により、空間を単に拡張しただけでなく、家族の暮らしに新たなつながる場を生み出し、未来に向けて柔軟に変化できる住まいを実現した。

 

撮影:貝出 翔太郎

■ 埼玉のマンション

埼玉県に位置する超高層マンション角部屋のリノベーションで...

■ 志免の家

ー2世帯の距離感をデザインした住まいー 別々に暮らしていた...

プロの住宅レシピ

プロの住宅レシピ

■ 世代が違う二世帯の縁をつなぐ縁側

昔ながらの平屋の良さと愛着のある家を引き継ぎながらも、お互いが無理をしない新しい二世帯の住まいを模索しました。 二世帯住宅を設計する上で大切にしたことは「距離感のデザイン」。
そこで作ったのがリビング横の縁側空間です。
お互いが過干渉されず、丁度良い距離感がもてる「居場所」を作りました。
縁側空間では、趣味を楽しむ場所として、ときにはのんびりと読書やお昼寝ができる場所として...生活シーンに合わせて多種多様な使い方ができます。
ポイントは、リビングにつながる場所にあること。そして、縁側横にボックスの和室を配置したことで、リビングやダイニングから直接的には見えないうえに、真ん中に柱を立てることで、気持ち的にも視覚的にも別空間のような印象を与えました。
実際に生活をする中で、それぞれやりたいことをやりながらも、自然と一緒の空間を共有していることが多いというお話しを聞いています。

従来、縁側とは外部と内部をつなぐものでした。この住宅では「人のつながり、縁」をつなぐ場所と位置づけています。
世代の違う二世帯が共有の場所(リビングと縁側空間)を通して、コミュニケーションを誘発し、助け合える住まいになりました。

■ リフォーム前の和室を活かしたボックス和室

愛着があるリフォーム前の要素を大切に残しながらも、家全体...