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鈴木隆介一級建築士事務所

周辺環境や敷地、既存建築などの条件を的確に把握し、その関係性のなかから建築を考えることを大切にしています。
住宅、お店、公共建築、どんな用途でも、人のための快適な居場所をつくることを心がけています。


住所: 愛知県名古屋市南区堤起町2-66

TEL : 052-710-0389
E-mail :info@szkrysk.com
URL : https://szkrysk.com/

作品集

物件

■ M邸

4人家族のための既存壁式RC住宅の増改築。既存は今回の施主の祖父が設計し1968年に建設された。仕事で不在が多い祖父が家族の安全を思い頑丈なRC造で建て、三世代に渡って住み継がれてきた家。祖父の目論み見通り躯体は今尚健全な状態だった。当初は建て替えの相談だったが、既存躯体の状態の良さ、RC住宅解体の費用等から建て替えと増築の両方を提案し増築の計画へと進んだ。

■ 二葉寿司

プロの住宅レシピ

プロの住宅レシピ

■ ねじれた屋根が生み出す解放感とプライバシー

『M邸』では屋根の勾配が変化してゆるやかにねじれることによって、周囲の建物からの視線を遮ることと光を取り込むことを両立させています。
大きな壁で建物を覆ってしまうと、住む側も周りに対しても圧迫感が出てしまい、居心地の良い環境とは言いづらくなってしまいます。そこで、視線を遮りたい北側(写真1枚目右側)から開口で光を取り込みたい南(写真1枚目左側)へ向けて勾配を変化させて屋根の高さを上げていっています。これにさらに植栽などの配置を加えることよって、ガラスが多い明るい建物でありながら隣地の目線はカットしています。
また北側の側面は屋根が低い部分の開口を大きくして光を十分に採りこめるようにしています。ねじれ具合もこの程度の緩やかさであれば、雨の流れ方などにも大きく影響を与えることはなく、特別なメンテナンスが必要になることなどもありません。
なかなか見かけない形状かもしれませんが、このような手法で解放感とプライバシーを確保することも可能です。

■ 南の庭のキッチン

『M邸』の増改築計画では南側に増築部分が位置しており、日当...

■ パントリー直結型駐車場

車を止めたら、直接買い物したものを運び込めるパントリー直...