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川上聡建築設計事務所

人生には、嬉しい時、悲しい時、様々な時・場面があります。
それらを受け入れることができる、人間味のある家を設計したいと考えています。
建築主と設計者の出会いを大切に、長いお付き合いができればと思います。


住所: 京都府京都市北区紫野宮西町3-3-201

TEL : 075-354-6175
E-mail :mail@satoshikawakami.com
URL : https://satoshikawakami.com/

作品集

物件

■ 祇園の家

京都祇園の酒屋の酒蔵や土蔵を改修した住宅兼陶芸工房。既存の構造をそのまま活かし、必要部分のみ新しく補強した。酒蔵では、既存母屋の床の間の片持ち梁を支える束を挟み込む根太によって建物群に剛性を与え、その補強によって分節された新しい空間を生み出した。土蔵では、出窓空間をつくり閉じた狭い空間を裏庭とつなげて、広く明るい空間を生み出した。添え木のような改修工事を意図した計画。

 

PHOTO: 松村芳治

PHOTO: 笹の倉舎/笹倉洋平

PHOTO: 川上聡建築設計事務所/SATOSHI KAWAKAMI ARCHITECTS

■ 古門前通の家

住宅の改修計画。既存壁の位置を変えないという初条件のもと...

■ 葉山の家

葉山町の海岸から徒歩20分ほどに位置し、北側の山、南側の小...

■ 千駄木の家

東京千駄木の小さな民家を改修し、海外の芸術家の東京滞在の...

■ 大阪の庫裏

大阪市内にある浄土宗寺院の庫裏の新築計画。親子の世帯のそ...

プロの住宅レシピ

プロの住宅レシピ

■ 2×4住宅でもここまでできる 空間が水平につながるリノベーション

2×4(ツーバイフォー)工法の住宅が一般化されてから年数も経ち、リノベーションの時期を迎える住まいも増えてきました。
工期の短縮などメリットも多い工法ですが、柱ではなく壁で全体を支えているので、リノベーションとなると壁を抜いたり移動させたりすることが難しく、悩まれる方もいるかと思います。

『古門前通の家』のリノベーションでは、既存壁の位置は変えないまま、造作の棚や机、段差など水平の要素に素材の連続性を持たせることで、空間も水平につながって広がっていくよう設計しました。
具体的には集成材と鉄を全体の共通の要素として使用しています。
元々の建物はスキップフロアという形で作られたものではありましたが、段差部分には手摺や腰壁などがあり空間が分断されてしまう作りでした。そこでそれらを取り払い、新たに設けた造作の棚などと素材を揃えたステップを設けました。
ステップの上のフロアは窓の外に広がるテラスとレベルを合わせて空間が連続して感じられるようにしています。キッチンからテラスまで素材と水平の要素が連続性を持ち、壁を打ち抜かなくとも一つの空間として感じられるように仕上げました。

PHOTO: 石川耕平
PHOTO: 笹の倉舎/笹倉洋平
PHOTO: 川上聡建築設計事務所/SATOSHI KAWAKAMI ARCHITECTS