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スペースキューブ

私たちは、コミュニケーションを何よりも大切に考えています。
家づくりへの要望や希望を本音でたくさん聞かせてください。夫婦で活動しているので、男女どちらかの視点に偏ることなくお話を伺えるかと思います。


住所: 福岡県福岡市南区屋形原1-19-27-106

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作品集

物件

■ 空に近い家

敷地は閑静な住宅街に位置し一部は公園に面しています。1階が親世帯、2、3階が子世帯の二世帯住宅です。建物は白い箱型を異素材のガルバリウム鋼板で包むイメージで、テラスとなる部分を四角にくり抜いた形としています。親世帯はLDKと和室を一列に並べその脇に個室と水廻りを配置したコンパクトなプランです。子世帯は、生活の中心となるリビングに吹き抜けを設けて3階の子ども部屋と空間を緩やかに繋ぎ、どこにいても家族の気配を感じられるようにしています。また、親、子世帯ともに南北方向にそれぞれ大開口とインナーバルコニーを設けて視線の抜けをつくることで、開放感を生み出しています。斜線規制のため片流れとした屋根形状を活かした屋上テラスは、周りからの視線を程よく遮り空を身近に感じられる場となります。

 

■ 4 Step

敷地は背振山麓の南に広がるのどかな田園地帯に位置していま...

■ 山裾の家

敷地は山と田園に囲まれたのどかな風景の中にあります。建物...

■ 内橋BASE

1階は機械修理を行うメカニカルな場、2階は結婚相談サービス...

プロの住宅レシピ

プロの住宅レシピ

■ 斜線制限をデザインに採りこんで魅力に 屋上テラスのある家

『空に近い家』は3階建ての2世帯住宅です。
ある程度密集した住宅地に家を建てる際には、隣地の日照などを確保するために高さを規制する斜線制限があります。そこで、それを逆手にとって、高さ制限の斜めのラインを活かしたこの家ならではのデザインと楽しみをつくることにしました。
まず特徴的な点として、規制に対応するために片流れとした屋根の一部をくり抜き、そこに3階から出られるテラスを設けました。屋根により周囲の視線をかわして空だけを切り取った解放感のあるテラスで、住宅地にありながら家族だけの空が楽しめる少し贅沢な空間です。
また建物外観も、白い建物を包んだようなイメージのガルバリウム鋼板に角度をつけ、屋根のラインと調和した個性あるデザインとしました。
外観に限らない話ですが、私たちは家の個性というものはとても大事だと考えています。例えばそこで育つ子供が「自分の家は他の家とは違うな」と感じ、友達を呼ぶ、友達と家で遊んだ楽しい記憶がずっと残るというように、物としてだけでなく生き方に少しでも届くような部分があると考えるからです。規制さえもその家の個性になるような、それぞれの家族のための唯一無二の家を作りたいと考えています。