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庄司洋建築設計事務所

住所: 兵庫県西宮市城ケ堀町7-7

TEL : 0798-37-3500
E-mail :pkan.info@gmail.com
URL : https://monosasi.wordpress.com/

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作品集

物件

■ NOYA

大阪の北端、山、川、田圃の緑に囲まれた素晴らしいロケーションに恵まれる26坪の小さな住まいです。都市計画上、将来的に周辺に他の建築物が建つことがほぼありません。2拠点生活を目指す施主様には絶好の計画地となりました。
ただ、敷地西側に流れる川を挟んで観光バス操車場があるのが唯一の難点。建物内からの眺望に操車場を出来るだけ意識せずに済むように、建物配置と窓開口の向きを意識しています。

 

建物内部は、ほぼワンルームのシンプルな構成です。1階のリビング・キッチンは少しパブリックな使い勝手も意識した空間。対して2階の寝室・バスルームはプライベートに景観を独占するための空間。上下ふたつの空間を鉄骨階段が軽やかに橋渡ししています。
建物北側に垂れ下がるへの字の屋根を架け、開けた南側景観へ意識を向けつつ、北側隣地の干渉を緩やかに閉じています。
穏やかなセカンドライフを楽しむ為の住まいです。

 

Photo : 吉村規子

■ NURIKABE / XX-PLUS

大阪の市街地に佇む木造2階建ての住宅。娘さんとご夫婦の...

■ NU+

完成から約7年が経過した小住宅「 NU 」の施主様...

■ NU

神戸の郊外、大規模な新興住宅地の中にこの住まいがありま...

■ der nostalgisch Bahnhof

この住まいは比叡山の麓、延暦寺の門前町の中に位置します...

■ WAON

この住宅は、少し山手に登った中腹の住宅地の中に建ってい...

■ CAVA

神戸の海を見下ろせる、山の手の清閑な住宅地に建つ地下RC...

プロの住宅レシピ

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■ 暮らしとセンスが馴染む、余白ある住まい

この住まいは、週末に過ごすための家として計画しました。
施主様は古道具屋を営まれており、センスの良い家具やインテリアを多くお持ちです。新しい住まいは、これらの家具や雑貨が映えるよう、あえてすっきりとしたプレーンな空間としました。

施主様は少し影のある落ち着いた雰囲気を希望されていたことから、壁や床、天井の仕上げはグレーを基調に主張しすぎないトーンでまとめ、暮らしの中で少しずつ色づいていく「余白」のある設計を目指しています。
床には、センチュリーボードとよばれる硬質木片セメント板を採用。セメントと木を固めた均質すぎない質感で、独特の素材感があります。年月とともに味わいが増していくのも魅力のひとつです。ガラス塗料を施すことで、汚れても拭き取りがしやすくなるよう配慮しました。

住まいの中でもうひとつ大切にしていることは、光と陰影のコントロールです。
玄関側は少し暗がりですが、家の中心にある吹き抜けの階段スペースからほんのりとした明るさが住まい全体に広がる設計としました。ただ単に明るい空間をつくるのではなく、動線や視線の流れをイメージしながら、窓を配置しています。
天井の高さも、単に高ければ広く感じるというわけではなく、大切なのは空間のリズム感です。開放感と籠り感、高低差や光と影を意識することで、住まいに奥行きを生み出します。

リビング正面の大きなガラス窓の向こう、庭に植えた木々が将来的には目隠しになる予定。周辺の視線を気にせずにすむ、穏やかな空間になることでしょう。

現在は週末の家として使用されていますが、将来の住まいになることを前提としています。シンプルな空間構成は暮らしの変化をおおらかに受け止め、経年変化を楽しめる素材の採用で、暮らしとともに味わいが深まる。そんな住まいの在り方を大切にした設計です。

Photo : 吉村規子