• 物件
  • 物件
  • 物件
  • 物件
  • 物件

川井大樹建築設計事務所

人生をともに育む豊かな建築を

家族や友人、趣味や服装、ライフスタイル、、人を包みカタチ作るモノに大切な想いが宿るように、生きるための器である建築にこそ住まい手の想いそのものが宿るべきだと信じています


住所: 愛知県長久手市作田第1青峰ビル106号室

TEL : 080-5114-1716
E-mail :info-dka@kawai-arch.com
URL : https://kawai-arch.com/

土地探しも相談可能

関連ページ

作品集

物件

■ HSH -home for bicultural children-

名古屋市に建つ築41年のマンションの一室をRenovationした、アフリカ人の父、日本人の母、子供、3人家族のための住宅です。国際結婚は近年身近なものになってきました。

しかし多文化が共存する家庭での子供の心は、成長の過程において、日本の文化ともう一つの母国の文化や容姿の狭間で大きく揺れ動き、様々な葛藤が起きてしまいます。

Bicultural ChildrenにとってのHomeは、両文化の多様性を持った空間であり、そこに身を置き過ごすことが、多元的アイデンティティ形成の拠り所になって欲しいと考えました。

 

アフリカ的家族のあり方と日本の和室が持つ空間性から、部屋を閉じるのではなく多様なSpaceに身を委ねながら、家族と共に過ごすことができる繋がりのある空間を考え、故郷の原風景と言える赤土にて壁を仕上げています。

■ MoMo

築32年のマンションをリノベーションした、母と子供2人のため...

プロの住宅レシピ

プロの住宅レシピ

■ アフリカの家族観が息づく、開放感あふれるマンションリノベーション

愛知県名古屋市にある築41年のマンションをリノベーションしたこの住まいは、アフリカの家族観と日本の生活様式を融合させた空間。ジンバブエ出身のご主人と日本人の奥さまというインターマリッジの家庭に合わせて、異文化を尊重した住まいづくりが進められました。
アフリカでは家族や親戚が一つの大きな共同体として繋がり合う文化が根付いており、その温かな家族観を反映した住空間を提案。
家族が集まるLDKをできるだけ広くし、閉じられた部屋を極力避けること。また、日当たりや風通しの良さもポイントに。空間構成には、既存の部屋の大梁を活かしながら、新たに垂れ壁や自立壁を取り入れています。垂れ壁は天井から約70cm降ろし、壁は床から約1.8mの高さで立ち上げ、空間をゆるやかに分ける役割を果たします。これにより、圧迫感を与えることなく、視線や気配の抜ける繋がりが生まれ、開放感を保ちながらもプライバシーも確保しました。
また、空間間の繋がりを調整できるよう、適宜建具やカーテンを設け、開放と閉鎖のバランスを取ることができます。自立壁や垂れ壁は直交して配置され、光や風、音を感じることで、つながりを生み出します。 限られた空間の中で、家族が集い、リラックスできるような居心地の良い空間が誕生しました。