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    代表の松井郁夫です。
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    所員の山崎哲史くんです。
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    元所員の協力スタッフの望月麻紀さんです。
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    パートナーの荒俣真琴さんです。

松井郁夫建築設計事務所

日本の伝統的な木組の家を得意にしており、古民家の知恵を活かしながら温熱向上を目指しています。地震に強く暖かくて快適な、気持ちの良い家をつくりたいと思います。女性建築家とパートナーで仕事をしています。


住所: 東京都中野区江原町1-46-12-102

TEL : 03-3951-0703
E-mail :ok@matsui-ikuo.jp
URL : http://matsui-ikuo.jp/

土地探しも相談可能

敷地の形状によって、建設費用がわかります。プロトタイプの場合ですが、木材の量が経験的に決まっているので、木材人それに比例する大工手間と、設備と断熱材の%が決められています。

作品集

物件

■ 野田の平屋

ガランドウの木組の家

千葉県野田の清水公園駅近くの「野田の平屋」です。県の重要文化財「花田家住宅」の隣に建った木組の家です。
旦那様は僧侶、奥様と小さなお子さんが二人というご家族です。
真南に面して長い建物は、南面いっぱいに窓を作り、どの部屋も充分に陽の光を浴びて建っています。内部はできるだけ造り付けの家具をつくらず、おおらかな空間になるようにしました。生活の変化に合わせて自由になるように子ども部屋も今は大きな一部屋ですが、将来は2つに区切れるようにガランドウになっています。
縁側は特にありませんが、南側の窓つたいに部屋がつながっているので、そこの動線が廊下のような縁側といえます。玄関脇はシュークロゼットにもなる広い土間があります。
平屋の床面積27坪というコンパクトな家ですが、広々として見えるのは、室内から屋根裏が一続きに見えるからです。
水廻りもコンパクトにまとめて、将来の生活の変化にも対応する「民家」のような架構を持つ丈夫で長寿命の木組の家です。
いつか、隣の文化財「花田家住宅」のような古民家になってほしいと思っています。

■ 鎌倉古今

鎌倉の奥座敷、二階堂の山に囲まれた古民家が生まれ変わりま...

■ 吉祥寺の家Ⅱ

敷地探しからご一緒しました。整形の敷地が見つかって、広い...

■ 吉祥寺の家Ⅲ

「木漏れ日のある家」というコンセプトをいただき、光が回る...

■ おもてなしの古民家

風光明媚な集落の空家の古民家を改修して、おもてなしの空間...

■ せがいの家

「せがい」とは舟外と書いて船の甲板を広げるためにのばした...

■ 東馬込の家

伝統的な木組の家に温熱向上を付加した、耐震の工夫と無暖房...

プロの住宅レシピ

プロの住宅レシピ

■ 耐震性とエコを兼ね備えた、木組みの住宅

金物は一切使わず、昔の技法を使いながら耐震性を上げる「木組み」を採用した住まいです。
こちらの住まいでは、門型のフレームの木組みを採用しました。針が規則正しく綺麗に揃った「折置組おりおきぐみ」という伝統的な組み方です。柱と針、桁を三位一体にすることで強度を発揮し、非常に丈夫な住宅が実現します。
外壁には焼杉を採用しています。現在、太くなり過ぎた杉が消費されずに問題になっています。使われにくい15cm程の杉も中心部は柱にし、残りの部分は外観などに採用し使い切ります。大きくなった杉は節が多く見た目が気になりますが、焼杉にすることで節は目立ちにくくなり、むしろ味わい深い外観が得られます。また、焼杉は耐久性が高く、コストを抑えることができます。
使用する木材はお客様と一緒に山へ行き決めます。伐採から乾燥まで時間はかかりますが、素材から愛着を持っていただける家づくりを目指しています。さらに、完成後はお客様と共に植林を行い、家を通して自然循環を感じていただいています。
昔の手法と、昔の人々が自然と行っていたエコな考えを引き継いだ住まいです。