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富谷洋介建築設計

私たちが設計しているのは物ではなく、そこで流れる時間や生まれる出来事のきっかけです。
一緒に考え、「あなたの為にだけある」誇りになる居場所を創りましょう。


住所: 北海道札幌市北区新川五条

TEL : 011-765-7278
E-mail :info@tomiya-a.com
URL : https://tomiya-a.com/

土地探しも相談可能

土地のご紹介、また総体コスト検討、決定に際しての事前アドバイスなど、土地選び時点で迷いに感じられる点をサポートしています。

作品集

物件

■ 斜光のガレージハウス

札幌市内、幹線道路から山側に上った住宅街にこの敷地はあります。

必要室は敷地の建蔽率・容積率をMAXまで使用する必要があったことから、まず敷地に対しての最大ボリュームを法的に確保し、そこから用途に相応しいゾーンに配するという流れでプラン構成を検討しました。
構造は、敷地が山に向かって傾斜を持つ敷地であったことから、土を掘り込んで地階をRC造、1~2階部分を木造と決定。次に断熱が必要ない地階にガレージや収納、断熱性が必要な部分に居住部分として用途を配しました。

また、第一種低層住居専用地域であることから、3層の建築を行う場合に高さ制限ラインも慎重な検討が必要でした。
日影規制、北側斜線制限のラインから屋根傾斜ライン、最高高さが決定され、RC部分を地階とみなせる天井高さから地階の階高が決定され、残った高さ寸法の中で居住エリアの1~2階にとって快適な天井高さを割り振ることとしました。
敷地条件から得られる最大ボリューム、またご要望から読み取れるそれぞれの機能に対してふさわしい配置と高さ大きさのバランスをシビアに探りベストなポイントを探ることが設計の大きなポイントでした。

また、各用途の配置に当たってポイントであったのは光の採り入れ方に関してでした。
奥に長い敷地に対して道路が東側に接し、南側には隣家が近接する事から、ボリュームを配していく中で、1階外壁部分から日中の直射光を得ることが難しい事がわかりました。
そこで、2階の南側を、吹抜け・ホール・階段室を一直線に並べて連窓を設置することで、隣家の屋根越しに南の光を受け入れ拡散する水平ヴォイドとし、1階リビングをその斜光線上の階下に配置することとしてLDK空間に自然光が存分に巡る断面構成としました。
採光と合わせて敷地東側は道路越しの空や、街並み、朝の光を得ることができる事から、斜交させ東面させた大窓を各層に配置し、視線の抜けを感じられるポイントとしています。

クライアントは木材を扱う仕事をされていることから、梁材は無垢材を極力採用しそのまま現すことで、天井の多くを木質の温かさあるインテリアとしました。また内装材でも珍しいトドマツの無節材を羽目板とし採用するなど、各所で経年変化を楽しめる木質材を使用し、誇りを感じられる暖かい空間とすることを考えました。

■ PARALLEL

敷地探しの段階からご相談を頂き、ライフスタイルに対しバラ...

■ 里山の家

札幌市の里山である高台に土地を購入されたクライアントは、...

■ 稜線の家

札幌市内、商業エリアから近い住宅地に計画された二世帯住...

■ 北窓の家

高台から北方向に街並み・山並みを望む敷地での住宅の設計で...

■ Unison

ひし形吹き抜けをめぐるスキップフロアの住まい。

■ 中二階が繋ぐ家

中二階の子供勉強スペースが家全体を結ぶ。

■ Four Decks

傾斜地をスキップフロアの床が繋ぐ住宅。

■ 集光の家

コの字型の建物が光を取り込む都市型住宅。

■ 宮の沢の家

借景を取り込む多角形の二世帯住宅。 十字型の共用空間と個...

プロの住宅レシピ

プロの住宅レシピ

■ 人も猫もストレスなく暮らせるアイデアが詰まった、猫ルーム。

家族も猫もそれぞれの特性を持つ居住者として捉え、どちらもストレスなく、合理的で豊かに暮らす工夫をしています。
そのひとつが猫ルームです。
普段は扉を開放して、リビングルームの一部のように見せていますが、来客時は扉を閉めることで、ケージのようにも使うことが出来ます。
3畳の広さと、キャットウォーク、トイレ、水飲み場も完備、窓から外も眺められるので、扉を閉めても猫が快適に過ごせる場所となります。
リビングと猫ルームは上部がキャットウォークでも繋がっています。
換気口の排気が猫ルームにあるため、家中の空気が最後に猫ルームを通って外へ出ていきます。猫ルームの臭いが他の部屋に広がることもなく、気になるペットの臭いが最小限に抑えられます。

水飲み場では、常に新鮮な水が飲めるよう工夫しています。洗面ボウルの栓を締め、蛇口から絶えず細い水を出し続け、オーバーフローから水を流すようにすることで、常に新鮮な水が溜まります。蛇口もハンドルでなく回すタイプのものを採用しているので、猫が触れないようになっています。空間に合わせて水栓、洗面ボウルともに猫が使いやすいサイズとデザインのものを選びました。

キャットウォークの上には小窓を付け、在宅ワークをする部屋から猫ルームが覗けるようにしています。猫の様子も分かりますし、猫好きなご主人の癒しにもなっています。