住まいの”好き”を見つけるサイト

okuwada（奥和田健建築設計事務所）

建築家／奥和田健

■採用製品：Camouflage 140

『十七月の住居』の廊下や浴室に採用した照明器具で、質感と照度が気に入っています。光が直接前面を照らすのではなく、壁をふんわりと優しく照らし出します。壁の色と合わせて選択すると、壁と同化して光だけがそこにあるような雰囲気が生まれます。

■採用製品：テーブル照明 MAYDAY ホワイト

引っ掛けて使用できる照明器具で、コンセントを挿せば使えるので持ち運んで好きな場所で使用できます。置いて使用することも可能です。同じFLOSの製品で『十七月の住居』に採用したCamouflageとは対照的に、こちらは存在を主張するデザインの照明器具です。

■採用製品：ペンダント照明 OK ブラック

「Parentesi（パレンテージ）」という名作照明器具があるのですが、その作品へのオマージュとしてドイツのデザイナーのコンスタンチン・グルチッチがリデザインした照明器具です。「Parentesi」に現代的な解釈が加わったデザインのLED照明で、上下と横方向360度自由に動かして、照らすことができ、使い勝手も良好です。

事例＞素材の切り替えで生み出す心地よい居場所

一級建築士事務所 GLA

建築家／高野 現太​

■採用製品：Glo-Ball S2(ペンダントライト）

私はあまりダウンライトを使用しません。頭上から一面を照らすような光が家としてはあまり適切ではないのでは、と感じているからです。
そこでペンダントライトなどで、相応しい高さから必要なところに明かりを設けています。『森の素形』のダイニングに採用したGlo-Ballというペンダントライトは、デザイン性に加え、食事の場なので食べ物が美味しく見える明かりなので採用しました。また、全方向に明かりが発される形なので、これ1つで広い範囲に対する照明としての役割を果たしてくれます。

事例▶住む人の生活を呼びさます　直立しない壁

畝森泰行建築設計事務所

畝森泰行

■採用製品：Parentesi

機能面でもデザイン面でも非常によくできている照明です。灯具がついた湾曲したパイプ状のパーツの中をワイヤーが通っています。天井にねじでワイヤーを固定し、下の重りを吊り下げることでピンとワイヤーを張ります。パイプの曲がった部分とワイヤーの摩擦で位置を固定できるようになっていて、しっかり止まりますし、また軽い力で灯具の高さも自由に変えられます。高さだけでなく首を振って角度を変えることも可能です。シームレスに動くので光の演出も自在で、質に対して価格も高すぎない点も魅力です。大変面白い照明でお勧めできます。

事例▶レイアウト変更に対応できる可動式ペンダントライト

FEDL（ファーイースト・デザイン・ラボ）

建築家／伊原 孝則

採用製品：AIM（エイム）
IRITA BEACH HOUSEの吹き抜けで使った製品です。ボリューム感とスタイリッシュさを併せもっているペンダントライトです。絶妙な大きさで吹き抜けのような高いところでも存在感がありますが、大ぶりすぎず、ダイニングにもマッチします。長くデザインされたコード部分で光源の方向や高さを調整できるようになっているのでイメージに合う光を演出できます。

hm+architects

伊原 洋光 + 伊原 みどり

建築家として家を創るだけでなく、インテリアもサポートすることが住まいの質を高められると考え、建築に合った家具や照明のアドバイスを積極的にしています。
Flosは優れたデザイナーを数多く起用し、照明デザインとしてのクオリティが極めて高く、個性は強いけれど美しいフォルムがインテリアとしての存在感を高めています。
照明器具として安くはないので豪邸でないと入れられないかというと、むしろ普通の住宅にうまく採り入れることで、Flosの存在が建築全体の印象をぐっと引き上げる効果をもたらしてくれるので、これまでも多くの案件で採用して施主さんにも喜んで頂いています。