プロの住宅レシピ リノベで、あのドラマのようなキッチンへ!

エム・アンド・オー
大塚達也・湊谷みち代

よりブルーが美しく映えるよう、天井のラワン合板は赤みのある色に塗装。

木製のキッチンカウンターは、クリアのウレタンをしっかりとかけてることで、水回りにも対応できる。

真鍮の取っ手

空間に合わせてご提案した真鍮のハンドルは、奥様もお気に入り。

リビングへの見通しもよくなり、安心して家事ができる。

天井の高低差を活かすことで、空間がより広く感じられる。

リノベーションで大きく生まれ変わったキッチンのモデルは、あの有名なテレビドラマのキッチンです。
このブルーが美しいキッチンは奥様の理想でした。
以前のキッチンは奥まった暗い場所にあり、さほど広くもありませんでした。リビングからも離れており、見通しがきかないことが問題でした。そこでリビングに隣り合うダイニングへキッチンを移し、旧キッチンの半分をパントリーにすることで、大きくすっきしとしたキッチンに仕上げました。
キッチンに立ちながら庭が眺められ、リビングにいるお子さんの様子も伺えるL型キッチンを採用しています。
既存住宅が2×4ツーバイフォー(規格化された木材と合板を用いて作られる枠組み壁工法のこと)で建てているので、壁や窓の変更はできませんでしたが、以前の住まいから引き継いだアール型の出窓の窓台にキッチンカウンターを被せるように作ることで、出窓をそのまま生かしています。
生活感が出やすいキッチンですが、大きな作業台の下には収納やゴミ箱入れを設けているので、常に世界観が保てます。
キッチンの世界観を造り込んだ分、他の空間はスッキリと仕上げることで、キッチンに特別感が出るよう設計をしました。
キッチンにいることで、大好きなテレビドラマの中にいるような気分になれる。毎日の家事が楽しく、少しでも特別な時間に感じられる場所になればと思います。

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採用されている製品

ドアハンドル・錠前・レバー|堀商店
合資会社 堀商店
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大塚達也・湊谷みち代
ここが私の評価ポイント!
真鍮の製品は重厚感があり雰囲気も良く、キッチンの取っ手や玄関ハンドルなど、様々な場所で採用しています。 こちらの製品は昔からよく使っていますが、レトロな扉デザインと色に合わせて、真鍮のレトロチックなデザインの取手を採用しました。
採用製品
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