プロの住宅レシピ 子どもの成長に合わせた使い方ができる「土間」
京野 宏亮
1階がすべて土間の住宅。
両隣が2メートルの塀で囲まれた敷地のため、1階は光を取り込めず暗いことから、1階をすべて土間にしました。小さなお子様がいるご家庭なので、今はピアノを弾いたり、元気に走り回り自由に使えるスペースになっています。
窓側の高さ1.5メートルほどのキャットウォークは2階へとつながります。キャットウォークの下は収納スペースになっています。
将来的にはこの土間を3つに仕切り、3人のお子さまの子ども部屋にできるよう設計をしています。
そしてまたお子様が独立すれば、壁を取り払い大きな土間に戻せるので、お子様の成長に合わせて使える自由空間でもあります。