プロの住宅レシピ 街に溶け込む、シンプルであたたかな外観

矢部正人建築設計事務所
矢部正人

落ち着いたグレーの外壁が印象的。建物は敷地より1.2メートル高い位置に設けられ、土留めとしての機能も果たしている。

外観のアクセントとなる大きな木製窓。木をふんだんに使った室内の雰囲気を外からも感じさせる。

日が暮れると、室内のやわらかな灯りが外ににじみ出し、昼間とは異なる表情を見せる。

住宅が建ち並ぶ街並みに静かに馴染む、穏やかな佇まいの住まい。
外観は、線や凹凸を極力抑えたすっきりとした構成に。1階の壁面はわずかに角度をつけ、見る人に圧迫感を与えない柔らかな表情をつくり出しています。
外壁は真っ白ではなく、やわらかなグレーのトーンで落ち着きを添えました。
屋根はシンプルな切妻(きりづま)とし、玄関扉や正面の窓には木のぬくもりを生かした素材を用いて、木を基調としたリビングへと自然に続く設えとしています。建物は敷地より1.2メートル高く設けられ、土留めとしての役割も担っています。

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