プロの住宅レシピ つかわない時に収納できる部屋、「ノビルーム」。

H2DO一級建築士事務所
久保和樹

ノビルームの中 (Photo by H2DO Architect & Associates)

ノビルームを引き出した状態

塗料

ノビルームを壁面へ収納した状態

ランダム採光窓

内装と家具を同時にデザインすることで、収納できる部屋が実現しました。

壁面に収納されたL型間仕切り壁を引き出して、引戸を閉めると1.5畳の部屋をつくることができます。1.5畳のスペースには壁面に収納があり、折りたたみ式のカウンターデスクを設置することで、書斎として利用できます。

1.5畳の広さながらも布団を敷くことができる空間を確保しています。部屋が不要な際にはL型間仕切りを壁面に収めることで、リビングを一体的に広くつかうことができます。

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採用されている製品

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久保和樹
ここが私の評価ポイント!
ターナー色彩のJカラーは日本の伝統和色を揃えており、今回は天井に青鈍色を採用しました。
ネイビーとは少し違う壁の緑色黒板塗装との相性を考慮して青鈍色を採用したところ、落ち着きのある実にいい雰囲気を醸し出してくれました。
乾燥に少し時間をかける必要がありますが、伝統和食の落ち着いたトーンの塗料を揃えているのは珍しく、貴重な存在だと思います。
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久保和樹

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