プロの住宅レシピ 遊び心溢れる『アスレチックする家』

株式会社MAEアーキテクト
前 真吾
階段 タイル調フローリング

写真右の登り棒が2階と3階のフロアをつなぐ

フロアタイル

3階部分

アスレチックシリーズ

吹き抜け上部のスペースに上がるには、はしご代わりのアスレチックを登る

その名の通りアスレチックができる家です。これは施主であるご主人の要望で生まれた設計です。施主の方はとても楽しい方で、ご要望を活かして遊び心満載の家になりました。
都会的で開放的なデザインの住宅ですが、吹き抜け部分にのぼり棒とDECO バブルズというボルダリングができる室内アスレチックを設置しています。のぼり棒は2階と3階の吹き抜け部分をつないでおり、3階から伝って降りてくることができます。ご主人は登るほうも試されたようですが、大人にはなかなかハードだったようです(笑)。DECO バブルズはアクティビティだけでなく、3階と吹き抜けの上部スペースをつなぐハシゴ代わりの役目も担っています。この箇所に関しては施主の方と相談の上、割り切って他のハシゴなどの設備を設けなかったので、上がるためには必ず運動をすることになります。まさに『アスレチックする家』です。
全体のデザインの中でアスレチック設備が浮かないように、階段にもマッチするパイプ調のロッドのものを採用して遊び心とデザイン性を調和させています。

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採用されている製品

スチール階段|カツデン
カツデン株式会社
株式会社MAEアーキテクト
前 真吾
ここが私の評価ポイント!
■採用製品:スチール製シースルー階段
カツデンさんの階段は昔から採用しています。階段のスペシャリストならではの技術力があり、信頼しています。施主の方からは、デザイン性のある見せる階段にしたいという要望を良く頂きますが、階段というものの性質上、デザインだけでなく構造や安全性、緊急時の避難経路としての役割をしっかりと確保しなくてはいけません。そんな時に、規格品としての安全性や実績をもちつつ、セミオーダーで様々なデザインやパーツの選択もできるカツデンさんは頼れる存在です。『天窓の家』の場合は2階から3階への階段を、天窓からの明かりを届けるシースルー階段で設計したのですが、構造上必ず階段の柱を立てる必要がありました。そこで立てる上で必要最低限の厚みだけの壁を設けて、そこに階段の柱を収める形で設計しました。規格の範囲でここまで厳密な対応ができるメーカーは他になく安心感があります。
採用製品
インテリア建材・フローリング|LIXIL
株式会社 LIXIL(リクシル)|LIXIL Corporation
株式会社MAEアーキテクト
前 真吾
ここが私の評価ポイント!
■採用製品:ラシッサ Dフロア(ライトクレイ調)
タイル調のデザインのフローリングです。一見タイルのように見えるのですがフローリングなので、目地がなく清掃性が優れていて、長く暮らしていくことを考えるととても扱いやすい製品だと思います。床暖房が使用できるのもタイルとは違うメリットです。『アスレチックする家』では、施主の方が採用したいキッチンが決まっていて、そちらとデザイン的にマッチする風合いのものを採用しました。
採用製品
床材|株式会社サンゲツ
株式会社サンゲツ
株式会社MAEアーキテクト
前 真吾
ここが私の評価ポイント!
採用製品
アスレチックシリーズ|カツデン
カツデン株式会社
株式会社MAEアーキテクト
前 真吾
ここが私の評価ポイント!
採用製品
株式会社MAEアーキテクト
前 真吾

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