プロの住宅レシピ 二つの棟の「間の間(アイダノマ)」

株式会社EA
東海林 健

敷地を挟むように両端に玄関棟と住居棟を配置することで、視覚的な広がりと心理的な安心感が生まれる

子どもも大人も自由に遊べる空間を実現

ネームプレート

玄関から見ると玄関棟と住居棟が一体に見えるデザイン

地面から浮かせて作った縁側により、住宅全体を軽やかな印象へ

室内から見た庭と玄関棟

ご家族には多くの来客があり、一緒に遊んだりくつろいだりする庭の整備が求められました。
畑に囲まれているために明確な境界がなく、風雨や視線に晒される広大な敷地に対応するために、敷地の両端に玄関棟と住居棟の二つの建物を配置。敷地を挟むように配置することで、土地を有効に活用しました。これにより、二つの棟の間には大きな遊び場やスポーツを楽しむ場、家族が自由に過ごす庭が生まれました。
玄関棟はテニスの壁打ちやサッカーのゴールとして使われ、庇下はアクティビティを支える道具置き場としても機能。居住棟から見ると、玄関棟は小さな住居棟を拡張したようにも見え、視覚的な広がりと心理的な安心感をもたらしてくれます。
全面開口からの大きな縁側は、室内外の活動をゆるりと繋げています。玄関戸は設置せず、縁側窓から出入りすることで、日常的に家と縁側、そして庭を結びつけるよう設計をしています。また、地面から浮かせて作った縁側は、住宅全体に軽やかな印象を与え、庭との調和をもたらします。

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採用されている製品

黒皮鉄製品|aizara
株式会社ヤマナカ産業
株式会社EA
東海林 健
ここが私の評価ポイント!
■採用製品:Name Plate
ステンレスのホット材でつくる表札は特にこの質感が気に入っています。既製品もありますが、フルオーダーでお願いができるので、バリエーションも多く、イメージのものができるのでよく採用します。
採用製品
株式会社EA
東海林 健

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