プロの住宅レシピ マルチに使える畳スペース
橋垣史子
畳の空間はそのまま座ったり、寝転んだりでくつろいだり、小さなお子さんをちょっと寝かすこともできて便利です。
丸ごと一室の和室でなくてもちょっと畳敷きの場所があると様々な用途で活躍してくれるので、フローリングのリビングの一角に小上がりのような形で設けることも多いです。
写真の2つの住宅のケースではさらに掘りごたつのような形で足を下ろせる場所を作り、カウンターを設けることでスタディースペースとしても使えるようにしています。
写真1,2枚目の『三郷の家』では作り付けの本棚も設け、大きめのパソコンもおける奥行きのあるカウンターで本格的なデスクとしても使えます。
写真3.4.5枚目の『大宮の家』は写真奥の引き戸を通じて洗面所に抜けることもでき、通路の役目も果たしてくれます。