プロの住宅レシピ ロボット掃除機も通行可能 暮らし方に合わせた家具設計

安藤祐介建築空間研究所
安藤祐介
チェア

ロボット掃除機の運用を考えて造作家具の足元は浮かせている。

テレビ台は浮いていて、ロボット掃除機が下を通ることができる。

洗面台も浮いていてロボット掃除機に対応。

キッチン天板 ビルトインコンロ キッチン水栓

既存の家具の食器棚を造作家具の設計の中に入れ込んでいる。

キッチンの背面のカウンター下も既存の家具が造作キッチンの一部として入れ込まれている。

家をつくるときは、住まい手がどのような生活をしているか伺って、暮らしやすい造作家具を含めて設計していきます。
『異郷人の家/凹レンズハウス』の施主の方はロボット掃除機を使うということが決まっていました。そこで掃除のしやすさを考えて、造作家具の下を掃除機が通れるように浮いた形で設計しました。写真のように、造作のテレビ台や洗面台の足元が空いていてロボット掃除機が入れます。既製品のソファも脚の高さを上げて対応させました。
また、この家は改修前の残置物として食器棚など状態のよい家具があり、それを受け継いで使うことになりました。それらも造作の設計の中にピッタリ入れ込む形で設計し、新しい家族にとって使いやすい形で活かされています。

PHOTO: Taisuke Tsurui, Yusuke Ando Architects

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採用されている製品

ダイニングチェア | 飛騨産業株式会社
飛騨産業株式会社
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ここが私の評価ポイント!
■採用製品:SEOTOシリーズ アームチェア(張り座)・チェア(板座)

『異郷人の家/凹レンズハウス』は家具もコーディネートしたので、ダイニングチェアとアームチェアに飛騨産業さんのSEOTOシリーズのチェアを採用しました。無垢の木の重さはありますが、その分無垢にしか出せないしっかりとした質感があり魅力的です。いくつかカラーバリエーションもありますが、オイルフィニッシュを選択しています。2世代受け継いで使っていけるような重厚感がありおすすめです。
採用製品
ステンレスワークトップ|シゲル工業
シゲル工業株式会社
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『異郷人の家/凹レンズハウス』のキッチンは造作なのですが、天板はシゲル工業さんのステンレストップを採用しています。奥が立ち上がった形の天板など様々なバリエーションに対応でき重宝します。シンプルなスクエアのシンクですが、サポートプレートなどのアクセサリーがピタッとはまって使えるのも便利です。
採用製品
ビルトインコンロ|ノーリツ
株式会社 ノーリツ
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■採用製品:ビルトインコンロ +do(プラスドゥ)

『異郷人の家/凹レンズハウス』は施主の方が料理をよくされる方で、IHではなくガスコンロという指定がありました。このプラスドゥは、火力とデザインが優れていて採用しています。中華料理なども難なくこなせる高火力です。料理研究家の方と一緒に開発したコンロということで、鋳物の五徳の形が変わっていて、鍋をずらして置いておくことなどもでき、使い勝手の良いコンロです。デザイン面も少し無骨な雰囲気があり、個性を出していくようなデザインのキッチンの雰囲気にマッチします。
採用製品
キッチン用水栓 | SANEI株式会社
SANEI株式会社
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■採用製品:シングルワンホールスプレー混合栓(K8731JV-13)

『異郷人の家/凹レンズハウス』は宇宙船のコンセプトがあったため、イメージに合う立ち上がった形のシャワー水栓を探していました。また平行にホースを引き出すタイプのハンドシャワーだと水がホースを伝って逆流してしまうことがあるので、使い勝手の面でもこの形ほうが良いと考えていました。SANEIのSUTTOのキッチン水栓は価格に対して質感もよく、同様のタイプの海外製品と比較してもコストパフォーマンスのよい優秀な製品だと思います。
採用製品
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