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井戸健治建築研究所

ご相談は無料です。先ずはご連絡ください。
候補土地を購入される前に一緒に見に行ったり、法令関係を調べたり、近隣の地盤調査をするなど、購入される前のお手伝いをしています。


住所: 和歌山県海南市下津町曽根田22

TEL : 073-492-3338
E-mail :info@kenjiido.com
URL : http://kenjiido.com/

作品集

物件

■ House in Ota

これは夫婦と3人の子供の為に設計された木造平屋建ての住宅です。
敷地は、開発とともに広がっていった市街地が、周辺部で農地(水田)とせめぎ合っている境界に位置し、かつての水田を宅地開発した場所です。南西側には大門川が流れており、川沿いは桜並木になっています。
施主は平屋の建物を要望しました。建物は、敷地形状にならって中庭を囲むようにジグザクに配置しました。
「プライバシーを確保した上で、如何に自然光を室内に取り込むのか?」、「建物の外形と内部空間が一体となった、美しい光の取り入れ方とはどういうものか?」を考えました。
プライバシーの確保から、道路側のアイレベルは最小限の窓の開口にし、中庭に向けて大きな窓を設けましたが、その中庭も高い壁によって完全に周囲からは閉ざされています。
外観上、特徴的なノコギリ屋根の下には、その形のままの空間が広がっており、彫刻的な空間が連続していきます。
内部空間は、ディテールの表現が最小限にとどめられ、広幅のアッシュ(タモ)の床と白い壁と天井にハイサイドライトからの陽射しが降り注ぎます。
季節により太陽の南中高度が変わるので、冬にはハイサイドライトからの陽射しが天井面に反射し、レフ板の様に室内を照らします。
玄関から廊下、リビング、ダイニング、子供室へと中庭を横に見ながら、空間が蛇行して連続していきます。床から斜めに付き出した出窓からは、春には大門川沿いに咲く桜を望むことができます。
洗面脱衣室にもハイサイドライトが設けられ、ガラスのスクリーンを通して浴室まで陽射しが降り注ぎます。
工業建築物を思わせるようなノコギリ屋根のこの住宅は、白い彫刻の様です。

動画で見る

 

Photo : 笹の倉舎 / 笹倉洋平
Filmed : KEISHIRO YAMADA

■ House in Tamatsu

この住宅は、夫婦と2人の子供の為に設計された。敷地は大阪市...

■ House in Inoguchi

この住宅は、夫婦と1人の子どものための木造2階建ての住宅で...

■ HOUSE F

市街地の狭小地に建つ木造3階建ての住宅である。木と塗装の壁...

■ House in Nagai-higashi

この住宅は、夫婦と1人の子供の為に設計されました。敷地は大...

■ House in Yuzaki

この住宅は、夫婦の為に設計されました。敷地は、民間の宅地...

プロの住宅レシピ

プロの住宅レシピ

■ 暮らしの質を高める、ヒカリを設計した住まい

自然光が美しく感じられる内部空間を目指して設計した、平屋の住まい。
平屋の特性と屋根の形状を活かし、南側からの光を屋根面に反射させて室内に取り込む仕組みを採用しました。できるだけ高い位置から自然光を導き入れ、空間全体を明るく、そして光そのものを美しく見せることを大切にしています。

まず、光を美しく見せるための工夫として、窓枠や幅木などのディテールは極力省き、余計な線や境界をできるだけ排除することで、空間をシンプルに保っています。
内装は白を基調としたことで、さらに光の美しさが際立ちます。冬は太陽の高度が低いため、光が天井面に当たり、レフ板のような役割を果たして空間をやさしく照らします。夏は太陽高度の変化により、光の質感も変化し、季節ごとの異なる雰囲気を楽しめます。

窓は、人の目線と交わらない高い位置に設けることで、外からの視線を気にすることなく、カーテンのいらない開放的な暮らしを実現しました。また、窓の形をすべて正方形で統一し、壁や床、天井に取り入れた斜めのラインに光が当たることで、万華鏡のような美しい陰影が生まれます。

洗練された光の設計が、暮らしの質を高め、心地よさと豊かさをもたらす住まいとなりました。

Photo : 笹の倉舎 / 笹倉洋平

■ 構造の制約をデザインに!リズムが生む、美しい平屋

建築のデザインが好きな奥様は、デザイン性の高い平屋の住ま...