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荒谷省午建築研究所

例えば、旅の思い出は心に強く刻まれた記憶です。同じように、旅先で我が家を思い返した時に記憶にある空間体験とはどんなものでしょうか。私たちはそんな住む人の心に記憶として残る空間づくりを目指しています。


住所: 兵庫県西宮市櫨塚町3-10 西宝ビル2階

TEL : 0798-31-3484
URL : https://ararchitect.com/

土地探しも相談可能

一緒に土地を見て回りながら、それぞれの場所の特性を読み解き、家づくりのためのアドバイスをいたします。お気軽にご相談ください。

作品集

物件

■ 生駒の住宅

異形の角地に対して、高さの異なる二つの矩形をずらして配し、その間にできた空隙から光を取り入れている。

道も狭く密集した住宅地の中でプライバシーを確保しつつ、柔らかな光に包まれた空間となっている。

大きなワンルーム空間の中に可動式のボックスを二つ設けることで、可変性を持たせたプランとなっている。

Photo : Shigeo Ogawa

■ 目神山の住宅

House in MEGAMIYAMA 老朽化した住宅の建替計画。敷地内の前...

■ 登美ヶ丘の住宅

House in TOMIGAOKA 敷地と道路との高低差を利用し...

■ 高槻の住宅

House in TAKATSUKI 古い住宅地での建て替えの計画...

■ 松屋町の住宅

House in MATSUYACHO 三方を隣家に囲まれた住宅密集...

■ 星丘の住宅

House in HOSHIGAOKA 上下階のそれぞれのボリューム...

■ 兵庫の住宅

House in Hyogo 3つのレベルを持つ造成地に建てら...

■ KRAMPON

  高低差12mもある斜面地に建てられた住宅。硬い岩...

■ 椹木町通の町家

Town house in SAWARAGICHO 築80年の町家の改修。既...

■ 天台の家

House in TENDAI 直射光を嫌った建主の要望から、明...

■ Tutanaga House

    都市部の過密な住宅地に建つ住宅。...

プロの住宅レシピ

プロの住宅レシピ

■ 変動自在な「木の箱」が生む、柔軟なリビング空間

終の住処として計画した住まいは、最小限の機能だけを残すシンプルな住まいとしました。
1階は玄関から大きなワンルームの土間リビングが広がります。この空間には、自由に動かせる木の箱を2つ設置。固定する金具のロックを解除すれば、手で押して簡単にゴロゴロと動かすことができ、自由に配置が変えられます。1つはクローゼットとして、もう1つはキッチン収納として使われています。この柔軟な設計により、土間リビングは多目的に活用でき、住む時々の生活スタイルに合わせて自在に変化させることができます。
また、道路が隣接するため光の取り入れ方にも気を配りました。窓は上部と足元にのみ設けることで外からの視線を遮ります。そして吹き抜けを設けることで、吹き抜けを介して光が落ちるため、室内は一定の明るさを保ちます。さらに、玄関と土間リビングの間には木製の建具を設置し、外側と内側の曖昧な中間領域を作りました。道路と住居空間の間にワンクッション置くことで、心理的にも安心感が生まれます。
老後の生活も考慮した設計で、玄関から一続きの土間リビングはバリアフリーにも対応します。
動く木の箱という自由で柔軟な設計が、これからの生活の変化を支えてくれます。

Photo : Shigeo Ogawa

■ 三角形の浴室が生み出す効率的な空間利用

変形敷地を最大限に活かした住まい。 1階の長方形と2階の長...