プロの住宅レシピ 視覚効果で広く、縦長の敷地に住むアイデア
吉田 祐介
住宅密集地で横幅が狭く縦に長い敷地。いかに広く、立体的に感じる空間にするか、床、壁、天井ともに目の錯覚を利用し工夫した住宅です。
間口から奥のリビングに向かって、家の形を台形にすることで、目が錯覚する視覚効果を使い、奥行きと広さを感じるように設計しました。
また、場所によって天井の高さを変えることで、より立体的な空間が生まれます。壁は斜め壁を採用し遠近感に錯覚を起こすことで空間が広がるように感じ、奥行きを感じる作りになりました。
光が入りにくい場所のため吹き抜けやハイサイドライトを採用して家全体を明るくする工夫をしています。