プロの住宅レシピ 視覚効果で広く、縦長の敷地に住むアイデア

ユウ建築設計室
吉田 祐介
キッチン 床(ソリド) フローリング

天窓(階段上)

住宅密集地で横幅が狭く縦に長い敷地。いかに広く、立体的に感じる空間にするか、床、壁、天井ともに目の錯覚を利用し工夫した住宅です。
間口から奥のリビングに向かって、家の形を台形にすることで、目が錯覚する視覚効果を使い、奥行きと広さを感じるように設計しました。
また、場所によって天井の高さを変えることで、より立体的な空間が生まれます。壁は斜め壁を採用し遠近感に錯覚を起こすことで空間が広がるように感じ、奥行きを感じる作りになりました。
光が入りにくい場所のため吹き抜けやハイサイドライトを採用して家全体を明るくする工夫をしています。

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採用されている製品

木のキッチン|ウッドワン
株式会社ウッドワン
ユウ建築設計室
吉田 祐介
ここが私の評価ポイント!
■採用製品:[su:iji](スイージー)

数少ない無垢の木を使ったシステムキッチン。木目調のシートとは違う本物の木のぬくもりを感じることができます。木製のシステムキッチンはキッチン自体が温かい空間になります。また、木の床材、内装材を使用している空間にはキッチンが違和感なくなじむのでおすすめです。木製のため、経年変化があるので、好みが分かれると思います。
採用製品
SOLIDO typeF coffee | リサイクル内装ボード
ケイミュー株式会社
ユウ建築設計室
吉田 祐介
ここが私の評価ポイント!
ケイミューの「SOLIDO typeF coffee」を採用しました。これは、モルタルにコーヒーの粉等の廃棄物を配合したリサイクルボードです。比較的安価で、モルタルの素材独自の風合いがあり、この商品を採用するだけで、ぬくもりのある空間になります。
採用製品
大和屋株式会社
大和屋株式会社
ユウ建築設計室
吉田 祐介
ここが私の評価ポイント!
床暖房に対応するため、オークの多層フローリングを採用しました。2mmの無垢板を表面に貼っているので、無垢フローリングとほとんど変わらない質感を感じられます。
採用製品
ユウ建築設計室
吉田 祐介
ここが私の評価ポイント!
■採用製品:サーモスL

吹き抜け上部の高所につけた窓です。天窓とは異なり、低い高度からの日射を取り入れることが可能です。夏の高い高度の日射は抑え、冬の低い高度の日射を取り入れやすくなります。高所の為、掃除が難しい点はあります。
採用製品
ユウ建築設計室
吉田 祐介

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