プロの住宅レシピ まるで「開く壁」、白い半透明の玄関扉

REGION STUDIES
白坂 隆之介
断熱材

右端の大きな玄関扉。道路側からはほとんど「壁」に見える。

夜は半透明の玄関引戸が室内の明かりを透過し、外部の沿道を柔らかく照らし出す。

室内から見る玄関扉。

リノベーションを行った築58年の住宅。半透明の白い玄関はこのリノベーションの特徴のひとつとなりました。
大型の玄関引戸には、真っ白で光を通す断熱材を組み込むことで、トリプルガラスの樹脂サッシより断熱性能が高く、かつ意匠性も高いものを実現できました。白っぽい断熱材は多数ありますが、光を透過した際におかしな色味が出ない完全に真っ白な断熱材を探し、いくつかの断熱材を試す中で「パーフェクトバリア」にたどり着きました。
外装のポリカを、隣り合うガルバリウムとほとんど同面でおさめていることや、下から上まで1枚で開閉するようにしたことで、「開く壁」のような印象となるようにデザインしています。
夜は半透明の玄関引戸が室内の明かりを透過し、外部の沿道を柔らかく照らし出します。

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採用されている製品

断熱材|パーフェクトバリア
エンデバーハウス 株式会社
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白坂 隆之介
ここが私の評価ポイント!
■採用製品:パーフェクトバリア
完全に白い断熱材であったため今回採用しました。 他社製品でも白っぽくて印字のない断熱材はありますが、光を透過させると微妙に色がついて見えてしまいます。パーフェクトバリアは、期待通りの白で、光を透過させるため10kの製品を50mmで使っており、断熱性能としては最もライトな仕様ですが、それでもトリプルガラスの樹脂サッシより性能値は高いので良いアイデアだったのではないかと思います。
採用製品
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白坂 隆之介

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