プロの住宅レシピ 猫のための特別な仕様がなくても快適!狭小住宅で猫と暮らす工夫。
木村哲矢
とてもコンパクトな住宅のため、猫のための特別な仕様にはせず、あくまで家族の心地よさ、子育てのしやすさを重視。その中で、猫も心地よく生活できるよう工夫を入れた住宅です。
特別なキャットウォークを設置しない代わりに、高い天井の梁を猫たちのお散歩コースへ。束で行き止まりにならず、二匹の猫がすれ違いできるように二本の抱き合わせとしています。
本棚の上部もキャットウォークの一部として。最下段の一部には背板を設けず、猫が通り抜けできるようにしています。棚板は互い違いに穴をあければ上下に猫が上り下りできるキャットタワーとなるように考えてありますが、当面は穴を開けずに収納重視としています。