プロの住宅レシピ シンボルと目隠し ガラス玄関の花ブロック

小野良輔建築設計事務所
小野良輔

家のシンボルとしての存在感がある花ブロック。

花ブロック

南側の光を採りこめるように玄関にガラスを採用。花ブロックが目線のフィルターの役割も果たす。

周辺環境になじみながら、この家の雰囲気を作り出している玄関スペース。

夜間の様子。室内の明かりがガラスの玄関を通して見えている。

『奄美大島の家型』の玄関には、家の象徴となる花ブロックの軽やかな塀があります。
この家は、南側にバスの待合所のスペースがあり、そちら側が玄関になっています。南側の明るさを取り込みながら、目線をかわすフィルターも欲しいと考えて、ガラスを使った玄関扉+光や風を通す花ブロックを採用しました。
花ブロックは沖縄の建築によく使われているので、見たことがある方も多いかと思いますが、様々なデザインのあるコンクリートの透かしブロックです。適度に目線を遮りながらも圧迫感がなく、生垣のような役割を果たしてくれます。
建物の正面で、家のシンボルとしての役目もあるので、どんなデザインのブロックを採用するかは、施主ご一家で投票が行われました。お子さんも含め票を持って、予選、決勝戦まで実施して皆で選んだデザインです。

PHOTO:©長谷川健太

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採用されている製品

山内コンクリートブロック
株式会社山内コンクリートブロック
小野良輔建築設計事務所
小野良輔
ここが私の評価ポイント!
沖縄の建築などで良く見られるブロックで、デザインの華やかさと通気性を兼ね備えています。様々な形があるので『奄美大島の家型』では花ブロックを選ぶのに、施主のご一家で投票をして決められました。山内コンクリートブロックさんはデザインやサイズも豊富に製造されていて、特注もできます。花ブロックを採用する際はいつもお願いしています。
採用製品
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小野良輔

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